政府のバラエティー番組発禁令、元旦から一気に激減!人気番組の今後は?―中国

Record China    2012年1月5日(木) 15時42分

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3日、中国で元旦に放送されたバラエティー番組が、大幅減少。当局によって昨年に公布された各テレビ局への意見書が効力を発揮している。写真は江蘇衛星テレビ「非誠勿擾」より。

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2012年1月3日、中国で元旦に放送されたバラエティー番組が、大幅減少。当局によって昨年に公布された各テレビ局への意見書が効力を発揮している。網易娯楽網が伝えた。

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中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)は昨年10月、バラエティー番組の低俗化に警鐘を鳴らすものとして、全国34の大手テレビ局に対し、「バラエティー番組の管理強化に関する意見書」を正式発表。今年1月1日より、ニュース番組などの放送時間を拡大するよう通達していた。

この結果、元旦に放送された娯楽性の高いバラエティー番組は、前年と比較して3分の2にまで減少。これに対し、ニュース番組やドキュメンタリーが同33%増加し、新番組が約50本も誕生している。

国営放送に視聴率を引きつけるための手段とも言われる、今回の“発禁令”。中国では歌手オーディション番組やお見合い番組、素人出演のパフォーマンス番組が大人気だが、代表的な人気番組「非誠勿擾」「中国達人秀」「快楽大本営」などはそれぞれ、放送時間を限定されて継続する形となった。今後の各テレビ局の動きにも、注目が集まっている。(翻訳・編集/Mathilda

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