Record China 2012年1月4日(水) 17時36分
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31日、中国人ブロガーが「歌手・韓紅の『日本製品ボイコット』は全くの茶番劇」と題した記事をブログサイトに掲載した。写真は10年2月、中国中央テレビの小正月を祝う特別番組のリハーサルで16人の女性空軍パイロットをバックに愛国歌を熱唱する韓紅。
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2011年12月31日、中国人ブロガー、芳菲小猪(ファンフェイシャオジュー)が「歌手・韓紅の『日本製品ボイコット』は全くの茶番劇」と題した記事を中国のブログサイト・捜狐博客に掲載した。以下はその内容。
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チャン・イーモウ(張芸謀)監督の南京映画「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー(原題:金陵十三釵)」を見た有名歌手の韓紅(ハン・ホン)が、ミニブログで日本人を口汚く罵(ののし)り、日本人を永遠の敵とし、日本製品も今後一切使用しないと誓った。
だが、この「日本製品に対するボイコット」はそんな簡単にできることではない。中国人は3分で頭に血がのぼり、すぐに日本製は買わないだの、フランス製は買わないだのと言い出すが、3日も経てば忘れている。
GDPで世界第2位となり、「強国になった!」と大騒ぎしているが、実は「大国」と「強国」の差は激しい。たとえば、中国人が使っている携帯電話やテレビ、パソコンのディスプレイはすべて日本製もしくは韓国製である。要するに、我が国の現状は良質のディスプレイすら作れないのだ。ああ、現実はなんと残酷なことか!
日韓の技術がなければ、アップルのiPhoneやiPadすら作れない。人民解放軍空政文工団に所属する韓紅も、軍の車庫に行ってその目で確かめて欲しい。そこには三菱のパジェロやトヨタのランドクルーザーが何台あるだろうか。ボイコットするといっても、人民解放軍のお偉方がこれら日本製を手放すだろうか。
韓紅を「狭小ない民族主義だ」としたり顔で指摘する人が大勢いるが、別に悪いことだとは思わない。ただ、ボイコットを叫ぶ前に、まずは本当にそれが可能なのかどうかを考えるべきではなかったか。そうでなければ、単なるお笑い草になってしまう。しまいには、無知をひけらかして騒いでいるだけだと鼻で笑われることになるだろう。(翻訳・編集/NN)
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