太っ腹!道行く人に600万円分のフカヒレを振る舞うレストラン―山西省太原市

Record China    2012年1月5日(木) 14時24分

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3日、中国・山西省太原市の飲食店が、道行く人に無料でフカヒレを振舞った。

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2012年1月3日午前、中国・山西省太原市の飲食店が、道行く人に無料でフカヒレを振る舞った。生態保護などの観点から、今年からフカヒレ料理の提供を中止するため、在庫を一掃するという。チャイナフォトプレスが伝えた。

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このレストランは、元NBAの中国人選手、ヤオ・ミン姚明)やジャッキー・チェン(成龍)らのフカヒレの食用をやめるよう訴える活動に賛同。鮫と環境の保護を目的に、これまで年間5000万元(約6億円)を売り上げてきたフカヒレ関連商品の販売を、2012年元旦より取りやめるとのこと。

在庫が多く、処分してしまうにはもったいないため、各店舗前で無料提供することにしたという。今回は50万元(約600万円)相当、2800人分のフカヒレを提供した。

無料提供に踏み切った理由を問われると、同レストラングループの上官軍楽(シャングアン・ジュンラー)理事長は、「処分してしまえば多くの人がもったいないと思うはず。ましてや劣悪商品ではないので、処分ではなくみんなで分け合おうと決めた」と話した。

「売名行為なのでは?」との声に上官氏は、「我々が年間5000万元の商品の販売を取りやめれば、それは目に見えて確認できる事実である。さらに、今年から各店舗前でフカヒレ食用への反対運動を地道に行っていく。こうした活動が売名行為というなら、私は喜んで宣伝しよう」と反論した。(翻訳・編集/内山

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