日本と韓国の空を比較してみたら…その結果に韓国ネットが驚き

Record China    2018年3月3日(土) 19時0分

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1日、韓国メディアはこのほど、同じ日に撮られた日本と韓国の空の写真を比較し、その違いについて伝えた。写真はソウル。

2018年3月1日、韓国・SBSはこのほど、同じ日に撮られた日本と韓国の空の写真を比較し、その違いについて伝えた。

写真は飛行機の中から撮られたものだそうで、記事は「韓国の仁川(インチョン)上空にはぼやけた白い雲が一面に広がっている一方、日本の上空は雲が所々に浮かんでいる程度。この日の韓国のPM10やPM2.5の濃度は悪く、日本は良好だったとされる。同じ日とは思えない2枚の写真に、韓国ネットユーザーらも驚いている」と伝えている。

また、記事によると、ネット上では「PM10やPM2.5から逃れるため移民したい」との声も出ているそうで、ある移民コンサルティング会社が「移民したい理由」について、600件あまりを分析したところ、同問題を含む環境問題が2位を占めたとのこと。

さらに、ソウル市の保健環境研究院が調べたところ、PM10やPM2.5の国外からの流入は55%、国内での発生は45%だったことが分かった。そのため、韓国の政府や自治体は自動車の運行や工場の稼働を減らす対策を打ち出しているという。最後に記事は「公共の交通を利用したり、急発進、急ブレーキを控えるなど市民の協力も必要」とし、「世界保健機関が発がん物質グループ1に指定した大気汚染は、誰も避けることができない生存に直結する問題」と伝えている。

これを受け、韓国のネット上では「市民の協力も必要?私たちのせいだって言いたいの?中国の話が全く出てこない」「国内発生が45%だって?ならなんで東から風が吹いたら空気がきれいになるのかな?」など疑問を呈する声をはじめ、文在寅(ムン・ジェイン)政府に対し「中国に文句も言えない政府に腹が立つ」「政府は何してるんだ」と怒りの声も上がっている。

また、「お金があったら移民が正解」と移民に関するコメントも寄せられている。中には「『こんな所で子育てできない』と夫を置いてまで移民したがる人もいる」との情報に対し「夫の体調は気にかけないの!?」と反論の声が寄せられるなど、論争に発展しているケースも見られた。(翻訳・編集/松村)

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