中国人に“メンツと財布の板挟み”の苦しみ=ご祝儀贈る機会が多すぎ―中国紙

Record China    2012年1月12日(木) 10時8分

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8日、中国青年報は記事「トラより怖いご祝儀=中国の特色あるメンツ文化はもう勘弁」を掲載した。なにかといえばご祝儀、贈答品を送らなければいけない中国社会。この風習に反感を抱く人は多い。写真は上海の超豪華結婚式場。

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2012年1月8日、中国青年報は記事「トラより怖いご祝儀=中国の特色あるメンツ文化はもう勘弁」を掲載した。

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結婚、引っ越し、子どもの満1カ月、誕生日……。中国にはご祝儀やら贈答品を贈る機会が多すぎる。先日、捜狐網が実施した「2011年の贈答品代はいくら?」というアンケートでは、2000元から5000元(約2万4400〜6万1000円)という回答が最多。1万元(約12万2000円)以上という人も5.6%いた。中国の物価を考えれば、決して少なくない金額だ。

このご祝儀だらけの中国社会に不満を感じる人も少なくない。2011年1月に中国青年報が実施したネットアンケートによると、ご祝儀に反感を感じている人は65%、負担だと思う人は98%を占めた。それもこれも中国人がメンツにこだわりすぎなのが原因だ。

いや、単にメンツにこだわっているだけならまだしも、ご祝儀や贈答品の多くは実際にはわいろとして使われているという。官僚の汚職を止めるためにも中国はメンツ文化、ご祝儀文化を脱するべきではないかと提言する声が上がっている。(翻訳・編集/KT)

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