中国では春節に映画を見るというのが多くの人にとって「恒例行事」となっている。興行収入が絶好調となったのは、今年の春節映画のクオリティーが高かったことが主な原因だ。調査によると、映画を見た人の春節映画に対する満足度は83.4ポイントと、これまでの調査で最高だった。例えば、15年に中国海軍がイエメンで実施した自国民の「救出作戦」を基にした映画「紅海行動(OPERATION RED SEA)」は、ハリウッド映画にも引けを取らない製作スケールだったほか、ストーリーも面白く、中国が世界において自国の責任をしっかりと果たしていることが力強く描かれ、中国人が誇りを持てるような内容にしたため、大ヒットとなり、「面白ければ売れる」という市場の鉄則が再び証明された形となった。
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