中国は想像以上に安定し、強大である=金融危機にも無傷、他国は協力を求める―ドイツ紙

Record China    2012年1月14日(土) 6時1分

拡大

9日、ドイツの経済紙ハンデルスブラットは、西側メディアは中国の各地に滅亡的危機がまん延していると報じる傾向があるが、中国は想像以上に安定していると主張する記事を掲載した。写真は工場で働く出稼ぎ農民。

(1 / 8 枚)

2012年1月9日、ドイツの経済紙ハンデルスブラットは、西側メディアは中国の各地に滅亡的危機がまん延していると報じる傾向があるが、中国は想像以上に安定していると主張する記事を掲載した。

その他の写真

金融危機後の2008年11月、中国がG20で最初に大規模な経済刺激策を打ち出したことを忘れてはならない。2009年初頭には20万人以上の農民が失業したが、それでも中国は経済危機を一番に乗り越え、昨年も不安定な世界情勢の中でほとんど無傷だった。

西側は連日中国の社会が不安定だと報じているが、背後には、自分たちの状況が悪くなれば、中国が良くなることは許さないという考え方が見え隠れしており、中国の危機を待ち望んでいる節がある。

われわれが混迷に陥る中、中国はひっそりと影響力を強めつつある。中国の状況は実はそれほど「まずく」ない。中国政府は数々の社会問題について焦りを見せてはいるが、だからといってこの国が断崖絶壁に立たされているわけではない。

インドにも危機が忍び寄り、経済成長率は低下している。欧州と米国は中国の金を欲しがり、オバマ大統領の太平洋戦略発表後、経済にダメージを負った日本は通貨面での協力を中国に求めている。

2012年も中国はこれまで通り自国の役割を果たすことだろう。西側が想像する以上に安定した中国はこれからも国際的権力を拡大し続け、経済的成功は政治的影響力へと姿を変えていくはずだ。(翻訳・編集/岡本悠馬)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携