2012年1月13日、中国浙江省温州市の小学校で教育長を招いたイベントが開催され、子どもたちに雨の中、出し物のダンスを踊らせていた問題で、校長が停職処分を受けていたことが分かった。法制日報が伝えた。

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騒ぎがあったのは同市鹿城区の石垣巷小学校。昨年12月29日、同区トップで教育局の局長を務める林宣富（リン・シュエンフー）党委書記を招いた正月特別イベントが開催され、2年生と3年生の児童に雨の中、薄いシャツ1枚で出し物のダンスを踊らせた。

この日は最高気温が12〜14度という寒さ。子どもたちはずぶぬれになりながら、可愛らしくポーズを決めたり、濡れた地面にひざをついたり。ところが、これを椅子に座って見物する林局長や校長らはちゃっかりと傘をさしていた。

この様子を撮影した画像がネット上で公開されると、たちまち非難が集中。こうした世論の声に押されるように今月10日、校長の停職処分が発表された。これで一応の決着と思いきや、処分されたのが校長だけで林局長はおとがめなしだったことに世論が再び反発。林局長は教育局のウェブサイトに謝罪文を掲載した。（翻訳・編集/NN）