スクールバス安全標準づくり紛糾=ボンネットバスに制限案も=「米国のマネ」を当局否定ー中国

Record China    2012年1月15日(日) 10時15分

拡大

中国・スクールバスの安全基準について、中国国家標準化管理委員会は国家標準審査会で、「米国の基準を模倣した部分は一切ない」と発言した。

(1 / 4 枚)

2012年1月13日、中国・スクールバスの安全基準について、中国国家標準化管理委員会は国家標準審査会で、「米国の基準を模倣した部分は一切ない」と発言した。中国の各メディアが伝えた。

その他の写真

この審査会は中国工業情報化部などが、政府の各部門、専門家、バスメーカーなどの関係者を招いて実施したもので、「スクールバスの座席および固定金具の強度」、「スクールバス安全技術条件」など4項目の意見募集原案を審査している。

同委員会の肖寒(シャオ・ハン)代表は「米国基準をまねたという意見があるのは知っているが、我々はそう思っていない」と否定した上で、「安全性を高める目的で米国の基準を参考にしたのは確かだ。しかし中国の国情や気候にあった内容にする必要がある」と強調し、模倣との指摘を一掃した。

またバスの形状について、意見募集原案では安全性の高さを理由に米国のスクールバスで多く採用されるボンネットバスと定めているが、審査会では多くの反対意見が出て紛糾。ある参加者は「一般的なバス車両でも技術的に安全性を高めることができる。ボンネットバスだけに制限するのはいかがなものか」と疑問を投げかけている。(翻訳・編集/JX)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携