“ゼンガクレン”委員長、解任される=大学の試験で「携帯電話でカンニング」働き―中国

Record China    2012年1月18日(水) 14時26分

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16日、新華網は、中華全国学生連合会の孫執行主席がカンニングで解任された問題について取り上げた。大学生「政治家」の挫折が話題となっている。写真はカンニング用無線イヤホン。耳の穴の中に隠せる小ささだ。

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2012年1月16日、新華網は、中華全国学生連合会の孫執行主席がカンニングで解任された問題について取り上げた。

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中華全国学生連合会(略称は全国学連)は中国全土の大学学生会、大学院生会、中等学校(中学、高校に相当)学生会の連合組織。その主席という名誉ある地位を占めた学生がカンニングというなんとも情けない問題で解任されたことが話題となっている。

孫くんは昨年9月に主席の座についた。中国南部の広西チワン族自治区南寧市の広西大学に在籍している孫くんだが、全国学連の仕事のためほとんど北京に住んでいるような状態だったという。

今回も試験2日前に大学に戻り、教師のマンツーマンの指導の下、必死で勉強したのだとか。しかし難関課目「有機化学」に苦しみ、ネットで調べようと携帯電話をいじっていたところを教師に見つかってしまった。

同情の余地もあるところだが、教育専門家の熊丙奇(シオン・ビンチー)氏は、中国の大学はカンニングの罰則が甘すぎ、学生たちもカンニングを当然の行為だと考えていると手厳しい。大学生にして大きな挫折を味わった孫くんに対しても、普通の学生が成長するために乗り越えなければならない道だとコメントしている。(翻訳・編集/KT)

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