Record China 2012年1月18日(水) 17時8分
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16日、中国の造船大手・武昌船舶重工有限責任公司(湖北省武漢市)の社員がインターネット上の掲示板で、同社が7億6000万元(約92億4750万円)かけて建造したタンカーが試験航行中に沈没したことを暴露した。写真は14日、湖北省宜昌市でオランダ向けに建造された「ステグナー」号の進水式。
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2012年1月16日、中国の造船大手・武昌船舶重工有限責任公司(湖北省武漢市)の社員がインターネット上の掲示板で、同社が7億6000万元(約92億4750万円)かけて建造したタンカーが試験航行中に沈没したことを暴露した。17日付で新京報が伝えた。
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沈没が暴露されたのは「海洋石油682UT778CD」。上海市打撈局(海難救助局)の関係者が明かしたところによれば、14日午後4時(現地時間)頃、船舶のサルベージ要請を受けた時にはすでに沈没していた。船主は中海油田服務股フェン公司(チャイナオイルフィールドサービス)。
これに対し、中海油田服務IR部門の担当者は「タンカーはまだ建造中で、引き渡しも済んでいない。その他のことは分からない」と反論。武昌船舶重工側もウェブサイトに公開されている電話番号に同紙記者が取材を試みたが、誰も出ない状態が続いている。
なお、武昌船舶重工の親会社である中国重工集団公司の株式は16日にA股(株)市場全体が高騰した影響で9.02%上昇、終値は1株5.56元となり、上海市場は4.18%上昇している。
中信建設のアナリストは「建造費は船型によって大きく異なる」とし、武昌船舶重工は中国重工の上場資産に組み込まれていないことから市場への影響は出ないだろうと指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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