Record China 2012年1月20日(金) 13時6分
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17日、広東省広州市で若い女性から携帯電話をひったくった3人の男が、小学校教師の運転する乗用車にひかれるという事件が発生。勇敢な行為か、やりすぎか、教師の行為が賛否両論となっている。写真は同市で行われたバイクでのひったくり事件などに関する検問。
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2012年1月17日、広東省広州市の路上でひったくり事件が発生。犯人3人は現場から逃げる途中で乗用車にひかれ、うち1人が死亡、2人が重傷を負った。19日付で広州日報(電子版)が伝えた。
【その他の写真】
17日午後11時ごろ、広州市白雲区金沙街の路上を歩いていた黎さん(女性)は突然2人組の男に襲われ、持っていた携帯電話を奪われた。2人組は後ろから来たバイクの運転手とともに逃走。その直後、後ろから来た白い乗用車にはねられた。乗用車の運転手は張さん(男性)。小学校の教師で、助手席には妻が同乗していた。目撃者の話では、張さんは3人をはねた後、「この強盗が!」と大声で彼らをののしり、車の下にいた1人に向かって「出てくるな!」と叫んだ。その後、自分で警察に通報したという。
黎さんは携帯電話を奪われまいと抵抗した際、犯人たちから鉄パイプのようなもので殴られたと証言。かけていたメガネは割れ、身体中に打撲の跡があった。「犯人をつかまえてくれた張先生には感謝しています」と話している。この事件を目撃した通行人がその一部始終をマイクロブログに投稿したところ、ネットユーザーからコメントが集中。その多くが張さんの行為を「勇気ある行動」とたたえているが、「ひったくりの罪で死ぬことはない。結果を考えるべき。やりすぎだ」と非難する声も。さらに「犯人が死ぬとは思っていなかったはず。悪いやつをつかまえようとする時に結果を考える余裕なんかない」と張さんを擁護するコメントもあった。現在、白雲警察と広州市交通警察局が事件を調査中だ。(翻訳・編集/本郷)
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