2012年1月20日、中国自動車工業協会がこのほど発表した2011年の新車販売台数は前年比2．45％増の1850万5100台と、13年ぶりの低い伸びにとどまったが、そのうち完成車の輸出台数は49．45％増の81万4300台となって、過去最多を更新した。南方都市報が伝えた。

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輸出は同年の新車販売台数の伸びに60．79％貢献した。メーカー別では奇瑞汽車の輸出台数が73％増の16万200台で最多。長城汽車が50％増の8万3117台でこれに続いた。また江淮汽車の輸出台数は約3倍に増加した。

輸出先は、戦乱があったアルジェリアに変わりブラジルが最主要国となった。

国内の新車販売が減速する中で、奇瑞汽車を始めとする中国自主ブランドメーカーが、海外での組み立て工場の建設や販売網の構築を強化したことが輸出の大幅増につながったとみられる。（翻訳・編集/JX）