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20日、売れ行き不振が続くカナダのレジャー船舶業界が今、大きな期待を寄せているのは中国本土からの新移民の購買力だという。写真は安徽省黄山市のボート埠頭(ふとう)。
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2012年1月20日、カナダ華字紙・明報(電子版)は、低迷が続くカナダのレジャー船舶業界が注目しているのは中国本土からの移民の購買力だと伝えた。
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「2012年トロント国際ボートショー(TIBS)」アジア市場担当のチャーリー・チョウ氏によると、14日の開催からすでに30人以上の華人顧客を接客。そのうち中国本土からの新移民が大多数を占めた。これら新移民の多くが北京や上海、天津など中国北部の大都市出身で、トイレや冷蔵庫、調理器具などを完備した6〜8人乗りの小型ボート(ランナバウト・ボート)に興味を示したという。
「中国本土からの新移民はレジャー船舶を購入する力はあるが、言葉や文化の違いからそれをどこから買えばいいのか分からない」とチョウ氏。トロントには自家用の釣り船を所有している華人は200人以上いるが、40フィート(約12m)以上の豪華なレジャーボートを所有している華人はわずか5人だけだという。今回のボートショーに中国系企業で唯一参加したBala Cove Marinaの責任者も「これまで顧客の9割以上が欧米人だったが、ここ数年は中国本土からの新移民が目立って増えている」と話している。(翻訳・編集/本郷)
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