森友学園問題、誰の責任?=中国メディアが抗議集会の現場で聞いてみたら…

Record China    2018年3月15日(木) 17時20分

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14日、観察者網は、財務省の文書改ざん問題で起きた安倍首相の退陣を求める抗議デモ現場の様子を伝えた。写真は国会議事堂。

2018年3月14日、観察者網は、財務省の文書改ざん問題で起きた安倍首相の退陣を求める抗議デモ現場の様子を伝えた。

記事は「森友学園問題についてなおも事態の拡大が続いている。国税庁の佐川宣寿長官が国会で虚偽答弁したことで辞職に追い込まれると、財務省も外部の圧力を受けて少なくとも14件の改ざんが行われた文書を公開した。真相が日々明らかになるにつれ、安倍晋三政権の立場は不利なものになっている」と伝えた。

その上で、12日から首相官邸前で行われている大規模な抗議集会に、同網のコラムニストで北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院の大学院生、廖可(リアオ・カー)氏が集会の現場で参加者の声を聞いたとし、インタビューの内容を紹介している。

12日夜に集会現場を訪れた廖氏によれば、現場ではさまざまなプラカードが掲げられ「安倍首相は早く辞めろ」「今すぐ辞めろ」といったシュプレヒコールが上がったという。また、仕事帰りに集会に参加する人も少なからずいたとのことだ。

集会に参加していたある年配の女性は「森友学園のような事件に衝撃を受けている。公立学校も徐々に右翼教育が行われているように感じる」とし、「責任が一番大きいのは?」との問いには「やっぱり安倍首相でしょう」と回答。「もちろん籠池泰典氏にも責任はあるが、安倍首相はさっさと籠池氏を切り捨てて1人に責任をなすり付けようとしている。それで自分は権力の椅子の上で安穏としているのだから、本当にひどい」と語ったといい、女性の脇には「トカゲのしっぽ切り」のイラストが掲げられていたという。

廖氏はまた「あまり見当たらない若い人を見つけた」として話を聞いている。この若者は「ニュースやツイッターを見てデータの改ざんは異常だと思い、集会に参加した。この1週間抗議を続ける人たちの力になれば」と語ったという。(翻訳・編集/川尻

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