2012年1月23日午前0時6分ごろ（現地時間）、中国・北京市の北京産婦人科医院で約3950gの男の子が誕生した。旧暦の年が明けてわずか6分。同院で最初の辰年ベビーとなった。チャイナフォトプレスが伝えた。

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男の子は待ち切れなかったのか、予定日を10日も前倒しで生まれ、帝王切開の可能性を示唆されながらも、正常分娩で誕生。結果的に同医院で新年初の誕生となった。

男の子の母親は中国人だが、父親はカナダ人で、祖父はフランス、祖母はイタリア出身のため、4カ国の血を受け継いでいるという。

父親は「子供の中国語名はまだ決定していないが、“家を守る”の意を込め、英語名でRico(リコ)と名付けた」と嬉しそうに話した。子供の将来については、「特に子供の将来について考えてはいないが、幸せに暮らしてほしい」と流暢な中国語で答えた。

同医院では、同日の午前8時までに5人の新生児が誕生し、4人が男の子だった。いずれも正常分娩だったという。中国の2011年の新生児は19万を超え、2012は20万を超えると予測されている。（翻訳・編集/内山）