Record China 2018年3月18日(日) 17時0分
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17日、韓国・聯合ニュースによると、南北首脳会談、米朝首脳会談が4〜5月に相次いで予定されている中、安倍晋三首相が日朝対話への期待感を明らかにし、朝鮮半島の平和に向けた期待感が高まっている。資料写真。
2018年3月17日、韓国・聯合ニュースによると、南北首脳会談、米朝首脳会談が4〜5月に相次いで予定されている中、安倍晋三首相が日朝対話への期待感を明らかにし、朝鮮半島の平和に向けた期待感が高まっている。
安倍首相は16日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で、2002年9月の小泉純一郎首相(当時)による「平壌宣言」に言及し、今回の南北ならびに米朝首脳会談を契機に日朝対話の可能性への期待感を明らかにしたと伝えられた。
聯合ニュースは、「日朝対話が実現すれば、両国の国交正常化への目標を盛り込んだ『平壌宣言』が復活し、朝鮮半島の平和プロセスが、南北、米朝、日韓という3つの前線で進展する期待が出てくる」と分析した。
「平壌宣言」には、特に国交正常化後、日朝双方が適切とみなす期間、日本からの無償資金援助、低利の長期借款の提供、国際機関を通じた人道支援などの経済協力を実施する内容が含まれており、専門家からは「北朝鮮の非核化に最も確実な『ニンジン』の一つになる」と期待する声が出ている。
申カク秀(シン・カクス)元駐日大使は「まだ日朝の間に具体的な進展はないようだが、米朝関係で北朝鮮が非核化について真剣に出てきたならば、日朝トラックも動くだろう」とし、「(韓国)政府は、日本が入ってくるスペースを作っておく必要がある」と指摘した。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「トランプに続き安倍まで北朝鮮との対話に積極的なのか」「日本が入ってきたら、話がややこしくなりそう」「日朝関係はうまくいかないと思うぞ」「日本は、歴史認識を新たにしてから対話に望むべき」「南北の問題に日本が口を出すな」など、日本が北朝鮮との対話に積極的な態度を示していることに、否定的な意見が寄せられた。
また、「日本が最も恐れているシナリオが、北朝鮮が核開発を完成した状態で韓国に吸収統一されることだろう」と、南北統一に言及した意見もみられた。(翻訳・編集/三田)
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