韓国で減り続ける日本語学習者、背景に「中国の台頭・日本の後退」も―韓国メディア

Record China    2012年1月30日(月) 17時36分

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29日、韓国の大学や民間の外国語学校で日本語受講者が減り続けている。中国語や英語などに押されているうえ、昨年3月の東日本大震災が追い打ちをかけている。資料写真。

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2012年1月29日、韓国メディアによると、韓国の大学や民間の外国語学校で日本語受講者が減り続けている。中国語や英語などに押されているうえ、昨年3月の東日本大震災が追い打ちに。ソウルの外国語学校では日本語履修者がここ数年で15〜20%減っている。環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国・朝鮮日報によると、ソウル市中心部の鍾路区にある外国語学校では、07年以降日本語履修者が減少の一途をたどっている。同学校関係者によると、“韓流ブーム”を受けた03〜06年に韓国を訪れる日本人が急増。日本語を学ぶ韓国人も増えたが、07年以降は減っているという。

また、同区にある日本留学情報センターでも、日本語コース受講生は1クラスわずか3、4人。日本留学を希望する学生も減り続けており、「今後もサービスを続けられるか分からない」という。さらに、大学入試でも外国語試験で日本語を選択する生徒は減少。高麗大学の日本語講義受講生は04年の1090人から昨年は580人に半減した。同大学の日本語学科教授の1人は「中国の台頭と日本の後退で、学生たちの日本語に対する関心は低くなっている」と話している。(翻訳・編集/AA)

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