2012年1月30日、カナダ華字紙・星島日報によると、カナダへの投資移民の申請を終えた温州商人の不動産視察団が春節（旧正月）の長期休暇を利用して、続々とバンクーバーを訪れた。中国広播網が伝えた。

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カナダ・バンクーバーの不動産会社社長、張（ジャン）氏は今年、春節休暇も中国に戻らず、不動産を買いに来る温州商人の一行を出迎えた。旧暦1月1日には温州から4家族が到着。翌日から不動産めぐりへと繰り出した。張氏はここ数年、春節は特に忙しい。長期休暇を利用して旅行がてら不動産を買いに来る温州商人が増えているからだ。

元高が進むにつれ、米国やカナダの不動産が彼らの視界に入るようになってきた。上海で不動産を買うなら、バンクーバーで買った方が得だと感じるらしい。上海で1軒買う金額でバンクーバーなら2軒買える。特に近年、温州商人の子女が米国やカナダに留学するケースが増えていることもこうした動きを後押ししているようだ。（翻訳・編集/NN）