<中華経済>外資系合弁自動車メーカーの生産増強が活発化―中国

Record China    2012年1月31日(火) 15時29分

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30日、世界の大手自動車メーカーが相次いで中国市場への投資拡大を進めていることが分かった。2011年は合弁メーカーを中心に生産能力の増強が目立ったが、12年はこの傾向がさらに強まりそうだ。

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2012年1月30日、世界の大手自動車メーカーが相次いで中国市場への投資拡大を進めていることが分かった。2011年は合弁メーカーを中心に生産能力の増強が目立ったが、12年はこの傾向がさらに強まりそうだ。中国の各メディアが伝えた。

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一汽大衆は、11年12月1日に設立した仏山分公司の工場建設を急ピッチで進めている。生産能力は30万台で、13年8月の稼動を目指す。さらに同社は新疆ウイグル自治区にも生産能力5万台の生産拠点を新設する計画で、完成は16年だという。フォルクスワーゲングループの一汽大衆と上海大衆は、あわせて10カ所を超える生産拠点を抱えることになる。

東風汽車は遼寧省大連保税区内に総工費50億元(約600億円)超、生産能力24万台規模の大型生産拠点を計画している。生産開始は14年になる予定で、SUVやMPVのほか日産「インフィニティ」の国産モデルの製造も担う見通しだ。

東風日産は11年12月末に花都第2工場が竣工したばかりで、生産能力は日産にとって世界最大の67万台を誇る。花都、襄陽、鄭州の3大拠点の生産能力はあわせて100万台に達する。

また華晨宝馬が遼寧省瀋陽市に建設した鉄西工場が間もなく稼動する見通しで、BMWは中国での研究開発を強化するとともに、鉄西工場にエンジン工場を新設し、直列4気筒BMWツインパワー・ターボエンジンを国産する計画を明らかにしている。

上海通用は11年9月に瀋陽北盛工場の第3期プロジェクトが着工したばかり。総工費は70億元(約840億円)で、14年に生産能力30万台の新工場が完成する計画だ。さらに11年12月16日には、同社東岳汽車の第3期拡張工事も完了し、グループ全体の生産能力は年間120万台に達する。(翻訳・編集/JX)

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