Record China 2018年3月23日(金) 10時20分
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21日、中国の医療情報サイト求医網は、中国人が日本で健康診断を受けたがる理由を論じた。資料写真。
2018年3月21日、中国の医療情報サイト求医網は、中国人が日本で健康診断を受けたがる理由を論じた。
中国では近年、医療ツーリズムに注目が集まり、日本旅行中に健康診断を受ける中国人も増加傾向にあるという。そうした中、同サイトでは中国人が日本で健康診断を受けたいと思う理由を5つ紹介している。
1つ目は「最も先進的ながん検査」だ。記事は「日本のがん検査では、最小で5ミリメートル以下というステージ1のがんを見つけることができる。このがんは、切除してしまえば治るもので、生活習慣に注意すれば基本的に再発することはない。治癒率が高く、副作用も小さく、再発率も低い」と説明している。
2つ目は「300種類あまりのがんを一度に、徹底的に検査できる点」を挙げた。記事は「日本ではPET−CT技術をメインとする精密がん検査システムがあり、全身の上から下まで300種類あまりのがんを一度で徹底的に検査することができ、5ミリ以下の初期がんを発見可能」と紹介。「一方、中国では機器を通じて発見できるのはだいたい数センチ以上の中期、末期のがん細胞である」とした。
3つ目は「6つの精密検査システムがあること」だ。記事では、全身物理検査、生化学指標検査、腫瘍マーカー、設備検査、全身検査、免疫検査をの6つを挙げている。
4つ目は「雰囲気の良さ」だ。記事は「日本の医療サービスを受けたことのある中国人の印象は、『まるでわが家にいるかのように行き届いていて、忘れられない』というものだ」と紹介。「病院は清潔で静かで秩序があり、病院特有の薬臭さもなく、安心感を抱かせる。中国国内の病院では日常的に見る混雑や行列はそもそも存在しない」と伝えている。
そして5つ目は「日本が距離的にも生活習慣的にも近いこと」だ。記事は、「飛行機でわずか3時間半で行くことができ、文化も飲食習慣も中国に近く、空気を始めとする環境がきれいで、食品も安全、温泉資源が豊富で療養旅行にも適している」といった点を挙げている。(翻訳・編集/川尻)
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