Record China 2018年3月22日(木) 21時20分
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21日、台湾メディアの中央社によると、マレーシアのエア・アジア航空が、「中国台湾」と表記していたことが判明し、台湾当局が抗議した。写真はエア・アジア。
2018年3月21日、中国メディアの観察者網によると、マレーシアのエア・アジア航空が、「中国台湾」と表記していたことが判明し、台湾当局が抗議した。
記事が台湾・中央社の報道を引用して伝えたところによると、エア・アジアの公式サイトで「桃園」と「高雄」の空港の表記に「中国台湾」との表記が加えられており、多くの台湾ネットユーザーから不満の声が上がり、ボイコットの呼び掛けも出ているという。
この件について台湾の交通部民用航空局は21日、エア・アジア航空に対し厳正に抗議し直ちに訂正するよう求めたという。エア・アジア側は本件について本社に伝えており、本社は現地政府の規定に従うことを表明した。しかし、具体的な方法については後に評価する必要があるという。交通部民用航空局は、「外交部の協力のもと、外交ルートを通してマレーシアに立場を表明した」ことを明らかにした。
記事は、「今年1月にマリオットホテルの公式サイト上で、台湾を国として表記した問題を機に、中台問題に『あまり敏感ではない』外国企業にまで影響を及ぼした」と紹介。例として、ドイツのルフトハンザドイツ航空が、「台湾」の後ろに「中国」を加える修正を行い、駐独台湾代表が訂正を求めた他、市民からも批判の声が上がった。
一方で、英国のブリティッシュ・エアウェイズは、もともと「台湾」の後ろに「中国」と記されていたが、台湾人の抗議によって「中国」の文字を削除しフェイスブック上で謝罪した。ところが、3月21日に観察者網の記者が公式サイトを確認したところ、再び「中国」と記されていたという。(翻訳・編集/山中)
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