「手錠をかけられ、顔を地面に」、韓国海洋警察に暴行受けた船員が証言―中国紙

Record China    2012年2月6日(月) 17時50分

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3日、韓国・済州島南部の韓国排他的経済水域(EEZ)で操業していた中国漁船の乗組員13人が韓国海洋警察に無抵抗のまま暴行を受けた事件で、乗組員の1人が当時の凄惨な様子を語った。写真は11年11月、浙江省台州市の漁港。

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2012年2月3日、韓国・済州島南部の韓国排他的経済水域(EEZ)で操業していた中国漁船の乗組員13人が韓国海洋警察に無抵抗のまま暴行を受けた事件で、乗組員の1人が当時の凄惨な様子を語った。中国紙・環球時報が伝えた。

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証言によると、事件は1月17日の午後2時(現地時間)ごろ、済州島南部の韓国排他的経済水域で操業していた中国漁船「浙台漁運32066」が帰国の途中に起きた。韓国海洋警察が検査と称して乗船。一部の乗組員は昼寝中だった。乗組員らは素直に従ったが、いきなり殴る蹴るの暴行が始まった。外に向け発砲して威嚇したり、ビデオカメラを回したりする警官もいた。

一通り暴行が加えられた後、気を失って倒れている乗組員以外は全員手錠をかけられ、跪かされた上、顔を地面に押し付けられるなど、「まるで海賊に対するような扱い」も受けた。「取り締まりというより、暴徒に近かった」という。これにより、数人が重傷。雪が降る寒さの中、裸足や裸に近い格好で血を流しながら長時間放置された人もいた。

結局、中国に戻ってこられたのは1月28日だった。この乗組員は中国政府に対し、韓国政府と交渉して治療費や損害賠償の支払いと謝罪をさせるよう求めている。(翻訳・編集/NN)

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