ロンドン五輪記念グッズの6割が中国製、ウェッジウッドなど有名陶器も―英紙

Record China    2012年2月7日(火) 19時9分

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6日、ロンドン五輪記念グッズの6割以上が中国製であることが分かった。写真は中国で販売されている商品。

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2012年2月6日、新華網によると、英デイリー・メール紙は同3日、ロンドン五輪記念グッズの9割以上が海外で生産され、6割以上は中国製だと伝えた。ウェッジウッド、ロイヤルドルトンなど国を代表する有名メーカーのティーポットやカップも海外製と分かり、英国内に驚きと失望が広がっている。

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ロンドン五輪公式サイトで販売されている記念グッズは194種類あるが、英国製はわずか9%。62%が中国で生産されているほか、トルコが9%、フィリピンが4%など、91%が外国製だという。英国を代表する陶磁器メーカー、ウェッジウッドやロイヤルドルトン、ダーティントン・クリスタルなどのポットやカップも、表面に英国旗をあしらっているものの、実は中国やタイで作られたものだ。

これに対し、英国内では驚きと波紋が広がっている。英BBC放送によると、同国の陶磁器専門家の1人は「(ウェッジウッド創設者の)ジョサイア・ウェッジウッドが聞いたら不安に思うだろう。英国生まれの製品が、実は何千マイルも離れた国からの輸入品だなんて」と落胆。英国の中小企業団体の関係者は「Tシャツでもおもちゃでも、英国内に優れた人材と技術がある。英国経済を活性化するチャンスなのに残念だ」と話している。(翻訳・編集/AA)

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