中国の消費者の大多数、電気自動車に強い購買意欲―露メディア

Record China    2018年3月27日(火) 9時40分

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24日、中国の消費者の大多数が、電気自動車に代表される「新エネルギー車(NEV)」に強い購買意欲を持っていることが分かった。資料写真。

2018年3月24日、露通信社スプートニクの中国語版サイトは、中国の消費者の大多数が、電気自動車に代表される「新エネルギー車(NEV)」に強い購買意欲を持っていると伝えた。

記事によると、自動車業界向けコンサルタントのJDパワーが実施した調査で、中国の消費者の86%が、新エネルギー車が内燃機関自動車に取って代わることに「完全に同意する」または「部分的に同意する」と答えたという。

また中国の消費者の95%が、車の買い替えの際に新エネルギー車を選択することに「とても意欲的」または「それなりに意欲的」であるという。

新エネルギー車を選択する理由については、「環境に配慮」(76%)、「省エネ」(63%)、「補助金」(61%)、「ナンバープレートの無料取得」(40%)などが挙がった。

補助金がなければ新エネルギー車を選択しないと答えた割合は29%で、ナンバープレートの無料取得がなければ新エネルギー車を選択しないとした割合は41%だった。

一方で、中国の消費者は、新エネルギー車の信頼性と高いメンテナンスコストに懸念を示しているという。

中国の消費者の7割弱が、1回の充電で走れる距離が時間の経過とともに徐々に減少することに懸念を示した。他の懸念事項には、充電頻度の高さ(65%)、充電時間の長さ(60%)、バッテリー交換とメンテナンスコストの高さ(59%)、バッテリートラブルによる自動車の故障(49%)、バッテリー保証サービスの不足(40%)などが挙がった。

調査は今年1月、オンラインで行われ2212人が回答した。(翻訳・編集/柳川)

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