Record China 2012年2月8日(水) 15時1分
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7日、辰年の今年は世界中の中国人の間で出産ブーム到来が予想される中、米国では“越境出産”する中国人富裕層に狙いを定めた超高級マタニティセンターが早くも満員御礼の状態となっている。写真は上海の高級「月子センター」。母子が産後1カ月をここで快適に暮らす。
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2012年2月7日、「龍の年に生まれた子どもは強く、聡明で幸運」―。今年は世界中の中国人の間で出産ブーム到来が予想される中、米国では“越境出産”する中国人富裕層に狙いを定めた超高級マタニティセンターが早くも満員御礼の状態となっている。米華字紙・世界日報が伝えた。
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米国で生まれた赤ちゃんは米国籍が取得できるため、わが子の将来を考えてわざわざ越境出産する中国人富裕層が増えている。例えば、北京の広告代理店に勤める王(ワン)さん。ただいま妊娠4カ月だが、3月末には米国に渡り、現地で出産する予定だ。王さんは北京戸籍がないため、子どもを北京の公立学校に入れることができない。「私立は学費が高い割に教育レベルはイマイチ。将来はインターナショナルスクールか米国で教育を受けさせるつもり」と話す。
中国人には出産後は1カ月間何もしないで身体を休める「月子」という習慣がある。海外で出産となると不安がつきものとなるが、そうした中、米国で中国系米国人の経営するマタニティセンターが人気を集めている。出産数カ月前から産後1カ月を快適に過ごすための超高級施設で、送迎や通訳の手配から観光やショッピングなども含めた総合的なサービスを展開。費用は産前の3カ月+出産後の1カ月間の滞在で10〜30万元(約122万円〜366万円)に上るという。(翻訳・編集/岡田)
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