2012年2月8日、AFP通信によると、急速な経済成長が後押しとなって、中国の首都・北京のオフィス賃料が2011年に75％も上昇し、米ニューヨークを上回った。9日付で環球時報（電子版）が伝えた。

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米不動産大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド（C＆W）が発表した2012年のオフィス賃料に関する報告書によれば、賃料が上昇を続ける北京は5位。ニューヨークは6位だった。1位は香港。ロンドンと東京がこれに続き、4位はモスクワ。

C＆W（上海）中国部門の責任者であるアンディ・チャン氏は、かつてない都市化の波と急激な経済成長により、中国ではオフィスビルの需要が高まっていると指摘した。

中国政府はここ1年余りにわたって不動産投機を抑制しているが、その主な対象は住宅であり、北京市の1平方メートル当たりのオフィス賃料は平均130ドルと上昇し、120ドルのニューヨークを上回っている。（翻訳・編集/岡田）