17年間の逃亡劇の末、パンダ殺害犯を逮捕―陝西省漢中市

Record China    2012年2月13日(月) 10時21分

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11日、新華網は17年前に罪を犯したパンダ殺害犯が逮捕、起訴されたと報じた。高値で毛皮を買う人がいるというもうけ話にそそのかされたという。写真は11年12月、四川省成都市で野生に返された6頭のパンダ。

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2012年2月11日、新華網は17年前に罪を犯したパンダ殺害犯が逮捕、起訴されたと報じた。

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「パンダの毛皮を買いたい人がいる。値段は30万元(約360万円)」という儲け話を持ってきたのが陝西省漢中市洋県の農民・高建雲(ガオ・ジエンユン)。話を聞いた袁金光(ユエン・ジングアン)、何正強(ホー・ジョンチャン)の2人はすっかりその気になってしまった。

1995年2月、猟銃を借りた何は連れ立ってパンダ狩りにでかけた。病気になってしまった袁は同行できなかったが、代わりに義弟の張成[女圭](ジャン・チョンワー)を帯同させた。狩りは成功したが、すぐに通報されて高、袁、何の3人は逮捕されてしまった。高には執行猶予付き死刑の判決、他のメンバーにも懲役8年以上の刑が科された。

唯一捕まらなかったのが張。狩りの後、すぐに出稼ぎに出かけていたので逮捕されることはなかった。指名手配されたが、逃亡を続け、結局逮捕されたのは2011年末だった。そしてこのたび17年前のパンダ殺害容疑で起訴された。(翻訳・編集/KT)

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