Record China 2012年2月14日(火) 6時40分
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12日、在日中国人ブロガー、黄文[火韋](ホァン・ウェンウェイ)氏が「日本の旅行会社のやり方」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は大阪。
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2012年2月12日、在日中国人ブロガー、黄文[火韋](ホァン・ウェンウェイ)氏が「日本の旅行会社のやり方」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。以下はその内容。
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日本の観光地でぼったくりに遭うことはほとんどないが、近年、旅行会社が主催する「テーマ」を決めた旅や「文化体験」をうたったツアーはぼったくりに近いのではないかと思う。だが、全くのぼったくりではないため、訴えることもできず、客は泣き寝入りするしかないのが現状だ。
例えば、「工場見学」をテーマにしたバスツアー。ワイン工場を見学するツアーでは、到着してみれば「ブドウの収穫期ではない」ため、生産ラインは稼働しておらず。「宝石加工工場」では、ガイドがセールスマンに変身。ネックレスを試着させ、「デパートで買うよりずっと安い」と客をその気にさせる。帰宅後、安いどころか同じくらいか若干高いことが分かっても、不当に高い値段で買わされたわけでもないので、客もそれ以上は突っ込まず。
坂本竜馬ブームに沸いた2年前、筆者も新聞で見た「坂本竜馬の精神を探す」ツアーに参加したことがある。だが、竜馬に関連する場所は1カ所のみで、あとはひたすら竜馬とは無関係の古い建物を見学。最後に竜馬について書かれた資料をもらってツアーは終了。何ともお粗末な内容に腹が立ったが、そもそも「竜馬の精神」とは何なのか。その線引きがあいまいなため、クレームもつけにくい。結局、まんまとやられた、という感じだった。
旅行会社とのトラブルは日本旅行業協会や全国旅行業協会に聞いてもらうことは可能だが、彼らは仲裁機関ではなく、あくまでも相談窓口。ネット上では、旅行会社が突然ツアーをキャンセルしたため代金の返金を求めたところ、応じないので結局は警察に通報し、数カ月後にやっと全額戻ってきたといった類の話がゴロゴロ転がっている。
日本人が海外旅行で騙されたという話もよく聞く。2月初めにお宝を鑑定する番組を見ていたら、北京の骨董市場で買ったという大きな磁器花瓶が登場。清朝時代のもので、100万円で購入したものだという。ところが、鑑定結果は1万円。持ち主はがっくり肩を落とし、「2度と中国の骨董市場では買わない」と話していた。
また、「韓国で複数のスターに会える」と銘打ったツアーでは、いわゆる韓流スターの姿はどこにもなく、デビュー間もない無名の新人が出てきたという話もある。(翻訳・編集/NN)
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