俳優レスリー・チャンの衝撃の死から15年、「あの日、一緒にいれば…」友人たちの後悔も―香港

Record China    2018年4月2日(月) 21時50分

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1日、香港の俳優レスリー・チャンの15回目の命日を迎え、生前に親交のあったタレントや有名人が思い出を披露している。

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2018年4月1日、香港の俳優レスリー・チャン(張国栄)の15回目の命日を迎え、生前に親交のあったタレントや有名人が思い出を披露している。聯合報が伝えた。

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俳優で歌手のレスリー・チャンは13年前の4月1日、香港のマンダリンオリエンタルホテルの上層階から身を投げ、自らの命を絶った。今もレスリーを愛してやまない大勢のファンたちが、今年も世界各地から集まってホテルの前に献花し、故人をしのんでいる。

大手映画会社会長の夫人で、香港芸能界の実力者として知られるティファニー・チャン(陳嵐)氏は1日、SNS上で「悲しい日がまた今年もやって来た」と書き込み。「たらればを語っても意味はないが、もしあの日あなたと24時間を過ごしていたら、今も一緒に食事や麻雀を楽しんでいたかもしれない」とつづっている。

歌手のハッケン・リー(李克勤)は、中国のバラエティー番組「歌手」が放送したレスリーの特集の中でコメント。かつてレスリーと一緒にカラオケに行った時、レスリーがハッケン・リーの楽曲を選んで歌うのを聞き、表現方法の違いに深く感銘を受けたことを語っている。自殺当日は、歌手のアラン・タム(譚詠麟)と一緒にいる時にその第一報を聞き、「2人とも言葉を失った」と話している。

歌手のアンソニー・ウォン(黄耀明)は2002年、レスリーと合作のアルバム「CROSS OVER」をリリースしている。録音当時、うつ病で苦しんでいたレスリーはしょっちゅうスタジオの外に出てはタバコを吸っていたといい、その姿が「まるで映画のワンシーンのようだった」という。

収録曲のMV製作について話し合いが行われた時、コンセプトを聞いて非常に興奮した様子のレスリーは、「明日からすぐ始めよう」と周囲に強く同意を求めたという。しかし同日の夜中にレスリーのスタッフから、翌日の欠席の知らせを受けたといい、アンソニー・ウォンはその時に、病気の状態が本当によくないことを実感したと語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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