シリア問題における中ロの協調は「冷戦式同盟」の復活を意味するのか?―中国紙

Record China    2012年2月20日(月) 8時24分

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2012年2月18日、環球時報は記事「中ロはシリア問題に共同の利益がある=だから『一時的な連合』を選択した―研究者」を掲載した。国連安保理のシリア非難決議に中ロが協調して拒否権を行使したことが疑念を呼んでいる。資料写真。

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2012年2月18日、環球時報は記事「中ロはシリア問題に共同の利益がある=だから『一時的な連合』を選択した―研究者」を掲載した。

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反政府デモへの武力弾圧が続くシリア。国連安保理では昨年10月、今年2月と2回にわたり非難決議案が採決にかけられたが、いずれも中ロの拒否権行使で廃案となった。中ロの一致した姿勢は「冷戦式同盟」の復活ではないかとの声も上がっている。

米カーネギー財団中国プロジェクトの裴敏欣(ミン・フェイシン)研究員は、シリア問題における中ロの協調は孤立を恐れてのものにすぎないと指摘した。ある匿名の日本外交関係者も中ロが反欧米の同盟を組むとは考えづらいと分析。シリア問題については互いの利益が一致したため、一時的な連合を組んだだけだとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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