仏外務省の報道官は4日の定例記者会見で、2017年に受け入れた外国人観光客数が過去最高の約8900万人に達したことを指摘した。新華網が5日付で報じた。

同報道官によると、昨年の観光業は力強い回復が見られ、中国人観光客の数は前年から19．3％増えた。これを上回る伸びを示したのがロシア（32．9％）と日本（22．1％）で、米国人観光客も16％の増加となった。スペインやドイツ、イタリアの観光客も回復したという。

記事によると、16年はテロなどがフランスの観光業に大きな痛手を与えたが、17年は観光振興計画や全体的な治安の改善によって好転が見られた。同国は2020年の外国人観光客1億人誘致、観光収入500億ユーロ（約6兆5650億円）を目標に掲げている。（提供/Bridge・編集/Asada）