Record China 2012年2月28日(火) 9時2分
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25日、中国の若者の就職は「仕事が面白くて給料も良い」ハイテク企業が人気だという。写真は広東省東莞市の携帯電話組み立て工場。
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2012年2月22日、英フィナンシャル・タイムズは中国の若者の就職にハイテク企業が人気であると報じた。25日付で環球時報が伝えた。
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人口820万人の工業都市である広東省東莞市では、運河の両岸に靴や鞄の工場が立ち並ぶ。4対1の割合で求人数の方が応募者数より多く、求人難だ。それに対し、東莞から電車で約1時間の深セン経済特区郊外は、香港に隣接していることもあり状況が異なる。電子機器受託生産の大手フォックスコン(富士康)では、面接に1000人が並ぶ。同社の給料は洋服縫製工場より高く、残業代を含めると2400〜3500元(約3万〜4万5000円)と幅があるが、それでも中国の多くの若者にとってコンピュータを使うところが魅力のようだ。
中国の若い労働者は一般的に高い教育を受けており、急成長しているハイテク企業に就職して給料の良い仕事に就くことを望んでいるが、彼らは何よりハイテク企業の仕事は面白いと思っている。
労働者を引き付けるために、宿舎の空調や温水設備、社員食堂の改善など、企業もいろいろな措置を採っている。また、契約時に400〜600元(約5000〜7700円)のお祝い金を支給するのも一般化している。東莞市の皮製品を扱う会社では、今年は給料を20%アップし新たに60人あまりを雇ったが、わずか1週間で約20人が辞めてしまった。同社の人事部長は「若い世代は仕事を選り好みするようになった。仕事でちょっと不満を持つと、すぐに転職してしまう」と嘆いていた。(翻訳・編集/中原)
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