Record China 2018年4月11日(水) 20時30分
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高齢者のグループが電車の座席16人分を占拠したことに、日本のネット上では批判が相次いでいるが、中国では違った反応が出ている。写真はJR車内の優先席。
2018年4月10日、中国メディア・海外網は、「宮城県内のJR東北本線で高齢者のグループが電車の座席を16人分占拠したことに、ネット上で疑問や批判が相次いでいる」と伝えた。
先日、仙台市老人クラブ連合会のメンバーが「次の駅から敬老者が16人乗車します」と書いた紙を電車の座席に貼り、場所取りをした。当時、車内は花見客で混雑していたが、紙を見た乗客は誰も座らなかったという。
メンバーの1人が気を遣って席を確保しようと思ったらしく、老人会事務局は謝罪したが ネット上では「いくら高齢者でも、このような行為は問題」「勝手な人たちだ」「恥ずかしいと思わないのか」など、批判するコメントが多数書き込まれた。
しかし、中国ではこの問題について、日本とは異なる反応が出ている。以下は中国ネットユーザーが書き込んだコメントの一部。
「日本人の方が中国人よりずっと文明的」
「置き手紙を書くだけ文明的だ。中国じゃいきなり他人の膝に座る老人もいる」
「中国は100年遅れているよ」
「(このような問題を伝えた)中国のメディアは自国を省みることはしないのか?」
「自分も迷惑な高齢者に遭遇したことがある。騒ぎ立てるので席を譲ったが、ありがとうの一言もなかった」
「混雑しているのに誰も座らなかったのは抗議のため?」
「占拠とまでは言えないんじゃないかな。ただ『次の駅から乗車する』って書いておいただけでしょ?」(翻訳・編集/岡田)
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