人民網日本語版 2018年4月16日(月) 6時0分
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北京市で11日に発表された「BP世界エネルギー展望(2018年版)」は、中国のエネルギー構造の持続的な変化に伴い、一次エネルギーに占める石炭の割合は2040年には2016年の62%から36%に低下すると予想している。写真は太陽光発電。
北京市で11日に発表された「BP世界エネルギー展望(2018年版)」(以下、「展望」)は、中国のエネルギー構造の持続的な変化に伴い、一次エネルギーに占める石炭の割合は2040年には2016年の62%から36%に低下すると予想している。再生可能エネルギーは3%から18%に上昇し、世界全体の再生可能エネルギーの31%を占め、中国は2026年ごろには二酸化炭素排出のピークを迎えることになるとしている。科技日報が伝えた。
展望はさらに、世界が2040年よりガソリン車の販売を禁止する可能性を想定し、その場合は液体燃料の需要量が1日当たり約1000万バレル減少すると予想している。しかし、「ガソリン車禁止令」が出ても、2040年の石油需要量は依然として2016年を上回るとしている。
BPグループの戴思攀(ダイ・スーパン)上席エコノミストは、「電気自動車の急成長により石油の需要が減少するとの見方もあるが、電気自動車がどれほど急成長しようとも、この見方は基本的なデータを根拠とするものではない」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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