Record China 2018年4月13日(金) 12時50分
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12日、韓国メディアによると、映画広報のため韓国を訪れたハリウッド俳優ベネディクト・カンバーバッチが空港から出てくる際に仏教式の合掌をしたとして論議が起きている。写真は仁川空港の到着ロビー。
2018年4月12日、中央日報など複数の韓国メディアによると、映画広報のため韓国を訪れたハリウッド俳優ベネディクト・カンバーバッチが空港から出てくる際に仏教式の合掌をしたとして論議が起きている。
ベネディクト・カンバーバッチは同日午後、仁川(インチョン)空港ターミナル2を利用して訪韓し、到着ロビーで腰を軽くかがめ合掌したという。すると彼のこのしぐさに対し、オンラインコミュニティサイトには「西洋人が合掌を東洋の丁寧なあいさつと認識しているのは、一種の偏見だ」と主張する多くの書き込みが寄せられたという。
記事によると、カンバーバッチがハリウッドの白人俳優という点と、以前にも人種差別的発言があった点に注目が集まっている。カンバーバッチは以前、あるトークショーに出演した際、「有色人種」という表現を使ったことが問題となっていた。「有色人種という言葉は、黒人に対する侮辱的で時代錯誤な表現」との指摘を受け、カンバーバッチは「この論争について心から謝罪する。このような(精神的)被害を与え、愚かなことをしたことについて弁解の余地がない」と謝罪した。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「アジアではいつでも合掌するとでも思っているのか」「韓国に来るたびに合掌する西洋の俳優たちは不快」「中国・日本に行く時も合掌するのか見守ろう」などの反応を見せた。
一方で、合掌が「礼儀に基づいたあいさつ」という主張も多数見られた。「彼は合掌が東洋でよく使われる一般的なあいさつと思っているようだ」「合掌をする人が全くいない訳でもないし、不快というほどではない」という声もあった。
その他「ただ韓国の文化を知らないだけなのではないか?」「ちょっと被害妄想のような気がする」など、カンバーバッチの行動を「気にし過ぎ」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)
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