2011年の留学生数が初めて29万人を突破、国別では韓国がトップ、日本は3位―中国

Record China    2012年2月29日(水) 9時5分

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28日、中国教育部は、2011年の外国人留学生数について、初めて29万人を突破したと発表した。写真は昨年11月、四川省の成都中医薬大学で鍼の打ち方を学ぶ留学生たち。

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2012年2月28日、中国教育部は、2011年の外国人留学生数について、初めて29万人を突破したと発表した。中国新聞網が伝えた。

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中国教育部が発表した最新の統計によると、2011年に中国で学んだ留学生は計194カ国・地域の29万2611人に上った。2010年比10.38%(2万7521人)増。うち、中国政府奨学生は同14.73%(3297人)増の2万5687人、私費留学生は同9.98%(2万4224人)増の26万6924人だった。

地域別では、アジアからの留学生が計18万7871人で首位、全体の64.21%を占めた。欧州からは4万7271人で同16.15%、アメリカ州からは3万2333人で同11.05%、アフリカ州からは2万744人で同7.09%、オセアニアからは4392人で同1.50%だった。

国別では、韓国が6万2442人で首位。これに米国(2万3292人)、日本(1万7961人)、タイ(1万4145人)、ベトナム(1万3549人)、ロシア(1万3340人)、インドネシア(1万957人)、インド(9370人)、パキスタン(8516人)、カザフスタン(8287人)が続いた。

目的別では、学位取得が前年比10.62%増の11万8837人で、全体の40.61%を占めた。2年制の「専科」と4年制の「本科」が合わせて8万8461人で、学位取得全体の74.44%。「修士課程」は2万3453人で同19.74%、「博士課程」は6923人で5.83%。短期留学など学位取得以外は17万3774人で、留学生全体の59.39%を占めた。

中国教育部は「国家中長期教育改革・発展計画綱要」に基づいて、2020年までに留学生の数を年間50万人にまで引き上げ、アジア最大の留学生受け入れ国を目指すとしている。(翻訳・編集/NN)

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