伝統的なオフィスはもう古い?シェアオフィスが流行中の上海

フライメディア    2018年4月16日(月) 21時30分

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上海で、最近よく見かけるようになったのが、「コワーキングスペース」や「シェアオフィス」を使った働き方だ。

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上海で、最近よく見かけるようになったのが、「コワーキングスペース」や「シェアオフィス」を使った働き方だ。一般に、それぞれ独立した仕事をもつ人が作業空間を共有し、情報交換などコミュニケーションをとって仕事をする場所は「コワーキングスペース」、作業スペースを共有するだけの場所は「シェアオフィス」とよばれている。今、上海で、コワーキングスペースとシェアオフィスという二つの働き方をミックスさせた複合型の施設が人気で、話題となっている。

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例えば、シェアオフィスともコワーキングスペースともよばれる「裸心社(Naked HUB)」は、その規模やサービスから知名度も高いが、この「裸心社」は、その両方の機能をそなえる新しい働き方のスタイルを提案し、利用者の多様なニーズに対応している。「裸心社」は、中国生まれで、世界へ展開している企業で、時代を牽引する働き方の提案で、今もっとも注目されている。

サービスも「すごい!」と思わず声が出てしまうほど充実している。24時間開放で、いつでも利用でき、フリードリンクバーがあるほか、会議室はもちろん、仮眠ができるスペースまである。作業スペースも完全なオープンスペースから、独立した固定シートやスペースなどさまざま。また、会員になると、上海市内の「裸心社」以外にも北京やその他都市にある「裸心社」を自由に利用することができる。まさに時間や場所を選ばない、新しい感覚の「働くスペース」である。

オフィスの賃料が年々値上がりしている上海で、手頃にオフィス・スペースを借りることができる施設としてだけ考えると、この「裸心社」は、そのイメージと違うはずだ。スタートアップ企業の利用が多いのは、当然コスト面でのメリットはあると思うが、何といっても、室内の活気がちがう。欧米系企業の利用も見られ、国際色豊かなコミュニティが広がり、エネルギッシュな上海の空気を体感できる。

こうした市場の動向をいち早く察知して、「シェアオフィス」という働き方を提案し続けているのが、COLORFULL WORK ●景集社(●=日のしたに立)だ。シェアオフィスやコワーキングスペースなどの設計を手がけるかたわら、“LIFE INNOVATION(創新生活)”を理念として、時代にあうライフスタイルや働き方などを追求している企業で、設計だけではなく、実際にシェアオフィスを運営している。

COLORFULL WORK ●景集社の董事の一人である小野良介さんは、上海での就業年数も長く、急速に発展してきた都市の変化を肌で感じてきた。「これからの時代は、個人が主体となって、個性や専門を必要に応じてシェアしていく働き方が理想」と、シェアオフィスの存在意義を語る。

「裸心社」のような規模はないけれど、自分たちが目指しているシェアオフィスのあり方が違うので、COLORFULL WORKにしかできないことを実現していくと力強く話す小野さんは、このシェアオフィスを拠点に様々なコミュニティやサービスを展開していく予定。固定観念をなくし、常に「変化」を目指していく姿勢は、中国での豊富な経験の賜物だろう。

設計事務所の渾身の力作であるシェアオフィスは、スタイリッシュで、大きな窓が明るい空間をつくり、開放感あふれるスペースとなっている。会議室やオープンスペースにも日本人ならではの気配りが行き届き、落ち着いた環境で仕事ができるように工夫されている。設計事務所もシェアオフィスの2Fに入居しており、随時、利用環境や情況をチェックし対応できるのも魅力の一つ。安全に、そして安心して利用できる。見学は随時受けつけているが、事前予約が必要。こうした「ネットとモバイバルさえあれば、どこでも、いつでも好きなように働ける」、新しいスタイルは今後も主流になっていくだろう。(提供/フライメディア)

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※株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、撮影コーディネーションサービスをご提供している会社です。 本日御紹介した「上海のシェアオフィスという働き方」関連についてもっと知りたい方は、是非弊社のホームページをご覧頂き、お問い合わせください。

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