Record China 2018年4月15日(日) 0時0分
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13日、環球網は、韓国の慰安婦像に「竹島は日本の領土」と書かれた杭をくくり付けたとされる日本人男性について、韓国の裁判所が検察機関に対し、男性の身柄引き渡し請求を検討するよう求めたと伝えた。写真はソウル・日本大使館前の慰安婦像。
2018年4月13日、環球網は、韓国の慰安婦像に「竹島は日本の領土」と書かれた杭(くい)をくくり付けたとされる日本人男性について、韓国の裁判所が検察機関に対し、男性の身柄引き渡し請求を検討するよう求めたと伝えた。
記事によれば、韓国国内で「杭テロ」と呼ばれる本件の被告とされる鈴木信行氏は2012年6月にソウルの日本大使館前にある慰安婦像に「竹島は日本の領土」と書かれた杭をくくり付けたとして13年2月に韓国当局から起訴された。また15年5月には京畿道にある慰安婦介護施設に対し慰安婦を侮辱する模型や「竹島は日本の領土」と書かれた杭の模型を送り付けたとして、16年に名誉棄損罪や侮辱罪で追起訴された。
記事は「13年9月の初公判以来、被告である鈴木氏は1度も出廷しておらず、審理が進められない状況だ。ソウルの裁判所はすでに被告を出廷させるための逮捕令状を出しているが、日本政府の協力が得られず、執行に至っていない」と紹介。そして、13日に開かれた公判でも鈴木氏が出廷しなかったことで、裁判所は検察機関に対して、身柄の引き渡し請求をを行うよう指示したと伝えている。
また、ソウル地方裁判所が「被告は日本ですでに起訴状を受け取っているにもかかわらず、1度も出廷しておらず、裁判が進まない」とし、韓国法務部の長官が「日韓間では身柄引き渡し条約が結ばれており、わが国は日本に対して被告の身柄引き渡し請求を行う」と発言したことを紹介した。
記事によれば、次の公判は今月27日に行われる予定だという。(翻訳・編集/川尻)
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