Record China 2012年3月2日(金) 5時45分
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2月29日、米国の公立大学の多くが資金難から外国人留学生の受け入れを拡大している。ワシントン大学は新入生の11%が中国人学生だという。写真はワシントン大学。
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2012年2月29日、広州日報によると、米国の公立大学の多くが資金難から海外からの留学生、特に中国人留学生の受け入れを拡大している。ニューヨーク・タイムズが報じたところによれば、ワシントン大学は新入生の11%が中国人学生だという。
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ワシントン大学の新入生は5800人。そのうち18%が外国人留学生だが、その大多数が中国人学生で占められている。外国人留学生の学費は年間2万8100ドル(約227万円)で、ワシントン州に住む米国人と比べると3倍の額にあたる。
同大学は2006年の時点では、新入生における外国人留学生の割合はわずか2%だったが、ここ3年で州政府から支給される補助金が大幅に削減され資金難となったことで、現地の学生募集数を減らし、外国人留学生の募集枠を拡大することを決定せざるを得ない状況となっている。
同大学では、こうした外国人留学生の存在が現地出身の収入の少ない家庭の学生や学費が免除される特待生を支えているのが現状となっているが、他の多くの州でも似たような状況で、5年前と比べると外国人留学生の数が倍増しており、特に中国人留学生の増加が著しいという。(翻訳・編集/岡田)
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