日本、対韓国と対中国で温度差?外務省が「韓国は最も重要な隣国」を削除

Record China    2018年4月16日(月) 13時20分

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16日、日本の外務省がウェブサイトで韓国に関する記述を修正したとの指摘が出ていることを中国メディアも伝えた。資料写真。

2018年4月16日、日本の外務省がウェブサイトで韓国に関する記述を修正したとの指摘が出ていることを中国メディアも伝えた。

外務省の「大韓民国・基礎データ」のページでは、日韓の「二国間関係」について、「日韓間には困難な問題があるが、これらを適切にマネージし、さまざまな分野で協力を進め、日韓関係を未来志向で前に進めていくことが重要」と記載されているが、韓国メディアは「『戦略的利益を共有する最も重要な隣国』という文言が削除された」と指摘している。

これについて中国共産党機関紙・人民日報は16日に「日本が韓国に不満か?」と題した記事を掲載。削除された理由について韓国メディアが「慰安婦問題の影響」と分析したことを紹介した。さらに、「日本の外務省が韓国に関する記述を修正したのは今回が初めてではない。2015年3月には『基本的価値を共有する』の記述を削除し、16年3月には『戦略的利益を共有する最も重要な隣国』と修正した」とその経緯を報じた。

外務省の記述修正について中国のネットユーザーは、「日本にとって中国は最も重要な隣国だろうか?」と日中関係を懸念する声がある一方で、「王毅外相が訪日しており、日本との共通認識を確認したと思う。日中関係は『緊張』から『協力』に変化している」と日中関係改善に期待する声も聞かれた。ちなみに、外務省の中国の「二国間関係」での記述では、「日中関係は最も重要な二国間関係の一つ」との表現を使用している。(翻訳・編集/内山

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