Record China 2018年4月20日(金) 7時20分
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19日、米フロリダ州パームビーチで行われた安倍晋三首相とトランプ米大統領による会談に関連し、米ビジネスメディアのQuartzは「安倍首相は中国の習近平国家主席の気持ちが分かったかもしれない」と指摘している。資料写真。
2018年4月19日、米華字メディアの多維新聞は、米フロリダ州パームビーチで行われた安倍晋三首相とトランプ米大統領による会談に関連し、米ビジネスメディアのQuartzは「トランプ大統領にゲストとして招かれた同じ立場として、安倍首相は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の気持ちが分かったかもしれない」と指摘していることを紹介した。
それによると、Quartzは、トランプ大統領が所有する高級リゾート「マー・ア・ラゴ」で行われる首脳会談について「強力な海外のリーダーをこの場所に招いて困難な議題について数時間にも及ぶ話し合いを行うことが、大統領の慣例になっているようだ」と指摘した。
記事は、トランプ大統領が昨年、この別荘に習主席を招いた際、習主席に対してチョコレートケーキを食べながらシリア攻撃を伝え、それを聞いた習主席が10秒間沈黙し、その後、トランプ大統領の話を繰り返すよう通訳に依頼したという一幕があったことを紹介した。
その上で記事は、トランプ大統領が17日に安倍首相と会談した際、記者団に対し、北朝鮮側と高いレベルで直接協議を始めたことを明らかにしたことについて「安倍首相は、習主席がどのように感じたかを学んだかもしれない」と指摘した。
記事は、そうしたトランプ大統領のやり方について「米国のメディアのスポットライトを共有したくないという大統領の敏感さを表している」とし、「日本側の意見を聞かずに(CIAのポンペオ長官が)金委員長と会談するという米国の決定は、安倍首相に大きな打撃を与えたはずだ」と論じた。(翻訳・編集/柳川)
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