東日本大震災被災地へ台湾バナナ贈呈、台湾南部の美味に女優・田中千絵も太鼓判―東京

Record China    2012年3月6日(火) 23時55分

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5日、台湾・高雄市の陳菊市長はじめ女優の田中千絵らが東京で、東日本大震災の被災地へ送るフルーツの贈呈セレモニーに出席した。写真は田中千絵。

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2012年3月5日、台湾・高雄市の陳菊(チェン・ジュー)市長や女優の田中千絵らが東京で、東日本大震災の被災地へ送るフルーツの贈呈セレモニーに出席した。聯合報が伝えた。

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高雄市の陳市長をはじめ、台南市の顔純左(イエン・チュンズオ)副市長、嘉義県の張花冠(ジャン・ホアグワン)県長、雲林県の蘇治芬(スー・ジーフェン)県長と、台湾南部の4県市を代表する4人が5日、東京都内のホテルで特産品のフルーツを被災地へ寄贈するセレモニーに出席。台湾で活動する日本人女優で、映画「海角七号 君想う、国境の南」でも知られる田中千絵がゲストとして登場した。

この企画は、かつて台湾で発生した大地震や水害の際、真っ先に救援の手を差し伸べた日本への恩返しの意味が込められている。台湾南部は特に、09年8月に発生した台風8号による「88水害」で深刻な被害を受けたが、今回のフルーツはその被災地で栽培されたバナナなど。仙台市立荒浜小学校の子供たちをはじめ、被災地の人々に贈られ、5月までにはライチのプレゼントも予定しているという。

台湾バナナのおいしさについて、「食べると、なぜか幸せな気持ちになれる」と語った田中千絵。被災地の人々にもバナナを味わってもらい、温かさを感じてもらいたいと話していた。(翻訳・編集/Mathilda

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