中国人移民のグリーンカードや公民身分の放棄が増加=海外資産への課税で―米国

Record China    2012年3月7日(水) 7時16分

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5日、アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)による海外資産及び海外所得への課税追求が厳しいため、グリーンカードや米国公民の身分を放棄する考えを持つ中国人移民が増加している。写真はニューヨークのチャイナタウン。

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2012年3月5日、米華字紙・世界日報によると、アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)による海外資産及び海外所得への課税追求が厳しいため、グリーンカードや米国公民の身分を放棄する考えを持つ中国人移民が増加している。中国新聞社が伝えた。

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米国民の身分保有者は世界のどこにいてもIRSから課税の追求を受けるため、中国人移民にとって関心の高い問題となっている。米イースト・ウエスト・バンコープが3日、会計士の林清吉(リン・チンジー)氏と弁護士の向龍(シャン・ロン)氏を招いて米国で開催した新税法セミナーにも200人以上の参加者が集まり、熱心に講義に聞き入った。

向氏は「取得が非常に難しいグリーンカードや公民身分の放棄は一般的には勧めない。特に空港や中国にある米国の出先機関では放棄しないことを勧める。“米国人”であるうちに税理士や弁護士に相談し、米国で所有する資産を最も有利な方式で上手く処理すべきだ」と話し、「09年以降、米国政府は自主申告に対して優遇措置を講じている」と説明した。林氏も「米国で所有している不動産などについては一定条件の下で免税措置を受けられる部分がある」と話し、計画的な資産処分を勧めた。

米国を離れようと計画している中国人移民の多くは、中国本土への回帰を考えているという。(翻訳・編集/HA)

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