Record China 2018年4月21日(土) 17時50分
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中国外交部の華春瑩報道官は「今日の米国は、そこまで落ちぶれてしまったのか?」などと挑発的な表現も交えて、米国の対中観や政策を改めて批判した。資料写真。
中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は20日の定例記者会見で、「今日の米国は、そこまで落ちぶれてしまったのか?」などと挑発的な表現も交えて、米国の対中観や政策を改めて批判した。
華報道官は、米国政府に中国の対米投資を規制する動きがあることについて、「中国の至るところで、アップル社の携帯電話を見ることができる。われわれはそれを、脅威だと思わない。ところが米国では、(中国企業の)華為(ファーウェイ)製の携帯電話を買う人がいることを、米国の国家安全を脅かす重大な事態だと考える人がいる。今日の米国は、そこまで落ちぶれてしまったのか?」と述べた。
また、米国が貿易赤字の解消を理由に、中国からの輸入を制限する方向に動いていることについては、「中国が一貫して、貿易不均衡問題は解決せねばならないと認識しているのはもちろんだ。ただし、(不均衡の)原因を取り違えてはならない。処方を間違えてはならないのはなおさらだ」と主張。
米国の措置については改めて「歴史は1度ならず証明している。閉鎖は最終的に、袋小路に入り込むだけの道だ。道を広げていくには、開放と協力しかない」と批判した。
華報道官は中国の立場として、「その場限り主義、一方的主義、全地球による自由貿易の保護主義に対する闘争」を進めていると述べ、米国の方針に屈しない考えを改めて強調した。(翻訳・編集/如月隼人)
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