南京・名古屋両市の関係修復には、河村市長の謝罪が必要―中国南京市幹部

Record China    2012年3月9日(金) 1時46分

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7日、中国南京市人民代表大会常務委員会の陳家宝主任は、河村市長の南京事件の否定発言について、関係修復には過ちを認め、謝罪する必要があると発言した。写真は江蘇省南京市にある南京大虐殺記念館。

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2012年3月7日、中国南京市人民代表大会常務委員会の陳家宝(チェン・ジアバオ)主任は、名古屋市・河村市長の南京事件の否定発言について、「双方の関係修復には、河村市長が過ちを認め、謝罪する必要がある」と発言した。北京青年報が伝えた。

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また陳主任は、「南京市と名古屋市は1978年の友好条約を結んでから、34年に渡り交流を続けてきた、両市の交流は頻繁で、私自身も1998年に代表団を引き連れ名古屋市へ訪問した。経済や文化、体育と都市建設など各方面で協力をし、大きな成果を出していた。それだけに今回の事件は南京市民に大きなダメージを与え、南京市政府も名古屋市との交流一時停止という苦渋の決断をした」と話した。

陳主任は一連の責任はすべて河村市長にあると発言しており、「我々は日中友好を大事に考え、歴史をもとに未来を築く精神で日中関係の良好な発展を願っている」と語った。

さらに、「南京市政府は依然、我々の意見に賛同する方との交流を願っている。同時に日本の一部の人に歴史を正確に認識し、そこから教訓をくみ取っていただきたい」と述べた。このほか陳主任は、事件が日中関係全体に及ぶ可能性を否定した。(翻訳・編集/内山

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