2018年4月24日、音楽会社ユニバーサル・ミュージック・グループの米ロサンゼルス本部が、中国の男性ミュージシャンのクリス（呉亦凡/ウー・イーファン）と専属契約を結んだことを明らかにした。新浪が伝えた。

【その他の写真】

ミュージシャンおよび俳優として活動するクリスは、韓国の人気グループEXOの元メンバー。24日、ユニバーサル・ミュージック・グループ本部が世界規模の専属契約を結んだことを明らかにした。今後は同グループ傘下のレーベル、インタースコープ・レコード（Interscope Geffen A＆M）とアイランド・レコード（Island Records U．K．）がユニバーサル・ミュージック・チャイナと共同で、クリスの音楽を全世界に向けて送り出していくことになる。

カナダ国籍のクリスはEXO離脱後、中国を拠点に活動。「July」「Juice」などヒット曲を生み出したほか、昨年は米人気ラッパーのトラヴィス・スコットとコラボした「Deserve」をリリースし、米iTunesチャートで1位を記録。俳優としても「トリプルX：再起動」やリュック・ベッソン監督の「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」に出演している。昨年の経済誌フォーブスによる中国有名人ランキングでは、年収1億3680万元（約24億円）で第9位に登場した。（翻訳・編集/Mathilda）