中国がエアバス機購入を一時中止、炭素税導入の報復か―中国紙

Record China    2012年3月12日(月) 5時50分

拡大

9日、欧州航空機大手エアバスは、中国が航空機A330の発注を一時停止したと発表した。EUの炭素税導入に対する報復措置とみられる。写真はA330。

(1 / 8 枚)

2012年3月9日、欧州航空機大手エアバスは、中国が航空機A330の発注を一時停止したと発表した。10日、京華時報が伝えた。

その他の写真

中国では各航空会社による航空機発注には政府、中国国務院発展改革委員会の認可が必要となる。今回はその認可が延期されることで、実質的な発注停止となった。エアバス社はあくまでも延期であり、取り消しではないとコメントしている。

今回の認可延期は欧州連合(EU)が導入した炭素税への報復措置とみられている。炭素税とはEUが温室効果ガスの排出量取引制度に基づき、EU域内離発着便を運航する航空会社に対して炭素排出費を課すもので、中国やロシアを中心に強い反発を招いており、報復の可能性が指摘されていた。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携