トランプ氏の米国第一主義が意外な結果、日中印の関係が緊密に―インド紙

Record China    2018年4月26日(木) 17時50分

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25日、インド英字紙ザ・ヒンドゥーは、トランプ米大統領の「米国第一主義」について、「意外にも中国、インド、日本の関係緊密化を招く結果となっている」と報じた。

2018年4月25日、インド英字紙ザ・ヒンドゥーは、トランプ米大統領の「米国第一主義」について、「意外にも中国、インド、日本の関係緊密化を招く結果となっている」と報じた。参考消息網が伝えた。

記事は、「トランプ氏が推し進める米国第一主義は、意外な結果を招いている。アジア諸国が域内を重視し始め、市場や供給チェーンの充実を図るようになっているのだ。アジアの3つの大きな柱である中国、インド、日本は、米国主導の世界秩序のその先の可能性に迅速に対応している」とした。

また、「アジアはまぎれもなく世界第2の経済体で、新たなパワーバランスのありかを探っている。インドは中国との関係を調整し、中国は世界3位の経済大国である日本との関係を練り直している。いずれもアジア全体を広範囲に考慮したうえでの対応だ」と指摘した。

さらに、「トランプ氏が日本の鉄鋼・アルミ製品への課税を表明した後、日中戦略経済対話がすぐに再開された。注目すべきは、日本も中国も旧態依然としたゼロサム・ゲームに固執していないことだ。中国は日本、韓国、インドなど周辺国との安定的で穏やかな協力を望み、域内の全面的な経済貿易協定の締結も模索しているのだ」と伝えた。(翻訳・編集/大宮)

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