Record China 2012年3月13日(火) 9時28分
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7日、中国の軍事費急増に伴い、各国で脅威論が高まる中、実はひそかに得をしていた「隠れた勝ち組」について、米外交専門誌(電子版)が取り上げた。写真は11月30日、上海を訪問したミャンマー国防軍のミン・アウン・フライン総司令官。
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2012年3月7日、中国の軍事費急増に伴い、各国で脅威論が高まる中、実はひそかに得をしていた「隠れた勝ち組」について、米外交専門誌フォーリン・アフェアーズ(電子版)が取り上げた。11日付で環球時報が伝えた。
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同誌によると、中国の軍事費急増による意外な海外の「隠れた勝ち組」は以下の通り。
1、ノルウェー沿岸警備隊―中国の北極海への進出と周辺国で構成する北極評議会への参加を全力で阻まなければならないため、年々予算が増加中。
2、フィリピン空軍パイロット―F5戦闘機の退役後、しばらく出番がなかったが、中国軍の活動範囲拡大に伴い、F6戦闘機で再び華々しく大空に飛び立つ日が来る可能性が。
3、インド洋のセーシェル―昨年12月、中国軍に軍事拠点の建設を誘致。これにより、同国の経済が急激に活性化することは間違いない。
4、インドの武官―中国の台頭に懸念を抱く東南アジア諸国から頼りにされる存在に。空前の忙しさに見舞われている。
5、米サイバー司令部―ペンタゴンが軍事費削減を進める中、中国のサイバー攻撃に対する予算だけは別扱い。引き続き増加の一途をたどっている。
6、台湾の潜水艦乗組員―中国の国防予算案が初めて1000億ドルを超えたが、台湾の海軍にとってはかえって好都合。新しい潜水艦の購入を政府にプッシュしやすくなった。
7、イスラエルの無人機技術者―技術力は世界でもトップクラス。中国が海上から攻めてくることを恐れるアジア諸国から、そのうち注文が殺到するはず。
8、ミャンマーのテイン・セイン大統領―中国の軍事力増強が地域に脅威を与えることは、新政権の民主化を世界にアピールするのにかえって好都合。再び中国の懐に収まるのを防ぐため、米国など各国が政治改革を温かく見守るだろう。(翻訳・編集/NN)
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